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2006年11月03日

●私の100冊 その2 ららら科學の子

ららら科學の子 矢作俊彦著 
三島由紀夫賞受賞作です。数年前に発刊されましたが、文庫が出るまで待っていたら、忘れた頃に本屋に並んでました。映画化するそうです。永遠のテーマである男の居場所についての話です。

「砂の女」では、日常から非日常に入り込み居場所を見つけた男の話でした。もう日常には戻りたくないとチャンスがあったにもかかわらず、非日常に埋没し続けることを選択した男。「ららら科學の子」では、非日常には居場所が無く、日常に戻ってきたらそこにも居場所が無く、また非日常に戻るという選択をした男。居場所の問題は永遠です。引っ越しも居場所を求めてのことでしょうか。いつもこのままでいいのか、居場所はと考えています。居心地のいい場所を求めて一生、男は探し回るのでしょうか?

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